GISでできること(2)-もう一歩踏み込んだGISの活用方法の概要がわかる

GISでできる3つのことを紹介した前回に続いて、ここではもう一歩踏み込んだGISの活用方法を紹介します。 (前回の記事)GISでできること(1)-GISとはなんだろう? GISでなにかおもしろいことができそうGISでできる分析についてざっくり知りたいオープンデータとは?どのようなオープンデータがGISで使用できるのか? こういう方におすすめです。 分析する事 GISを使って情報を分析することについて紹介します。…

GISでできること(1)-GISとはなんだろう?

GISとは、地理情報システム(Geographic Information System)の頭文字で、地図上のその位置が持つ情報を抽象化して表示するシステムです。 情報とは、例えば建物や道路等の構造物の情報、標高や河川等の地形の情報、ある範囲の人口等の統計情報等、位置に関連するものでしたら何でも扱えます。GISを使用してこれらの情報を抽象化して地図上に表示することで、構造物同士の関係や、その土地が持っている特徴等を視覚化し簡単に把握することが可能になります。 以下のように町丁ごとの面積と人口の一覧表があった場合、その地域に土地勘がある人の場合、地域の人口分布の傾向を把握することができるかもしれません。しかし、そうでない人の場合、傾向を読み取ることは難しいと思います。 東京都豊島区の全町丁の面積と人口 しかし、地図上に表示してみると、傾向を把握しやすくなります。以下の画像では、人口密度に応じて町丁ごとに色をつけています。人口密度が多い町丁ほど濃い赤色で表現しています。 町丁ごとの人口密度 中心部の人口密度は低く、周辺に広がるように人口密度が高い地域が分布しています。このように、文字だけでは把握しづらい情報も、GISを用いて地図上に表示することでひと目で把握することが可能になります。 GISで地図上に表示すると傾向が把握しやすくなる 情報源としては、政府等により公開されているデータや顧客情報等自分で収集したデータ等を使用できます。 公共分野では、…