想定されるシーン

・既存の店舗販売とは異なる新規の戦略を検討している小規模事業者。
・周辺の地域特性を踏まえたサービスを考えている。
・さらに、今後増加が続く介護分野の需要を踏まえた戦略とする。
・そこで、周辺地域の要介護認定者の分布を把握することとした。

調査結果

要介護認定者の分布

店舗の西から北側に要介護認定者が多く生活している。
自転車で15分程度の範囲である店舗から3.0kmの範囲まで要介護認定者の人口が多い地区が繋がっている。

居宅介護サービス利用額の見える化

各地区の一人あたりの居宅介護サービス利用額も調べてみると、こちらも店舗の西から北側で給付額が多い地区が広がっていた。
要介護認定者人口の分布と比べると店舗の近くではあまり給付額が高くない傾向であった。

期待される効果

・店舗の西から北方向では、要介護認定者が多く生活していることが確認できた。
・居宅介護サービスの給付額が多い地区は店舗周辺にはあまり多くなかったが、自転車で15分程度の範囲には多く分布しており訪問サービス等を提供することが可能であると考えられた。

使用したデータ

国勢調査「年齢(5歳階級、4区分)別、男女別人口」
平成27年度介護保険事業状況報告(年報)
・OpenStreetMap