公示地価がわかるデータを紹介します。

地価公示法に基づき調査・公示される各年1月1日時点の公示地価などが、標準地ごと記録されたポイントデータです。
最新年度分だけでなく昭和58年以降の各年分の公示地価を確認することができます。

また、価格だけではなく、標準地の住所や用途区分、前面道路の方位、最寄り駅までの距離など地下に関係がある様々な情報も収録されています。

国土数値情報の「地価公示データ」というデータの紹介になります。

地価公示とは? 
地価公示法という法律に基づき、日本全国に設定した標準地の土地価格を評価し国土交通省が公表します。
毎年1月1日時点の価格が評価され、標準地の数は26,000地点です。 評価した土地価格を公表することを「地価公示」といい、その結果データが「地価公示データ」です。公示された土地の価格が「公示地価」です。
一般の土地取引価格に対して指標を与えることなどを目的として公示されており、不動産鑑定、公共事業用地の取得価格算定、相続や固定資産税の基準などに活用されています。
調査結果が公表される年度末になるとメディアで一斉に報道されるため、聞いたことがある方も多いと思います。
参考:地価公示 国土交通省

マッピング例

例として、兵庫県のデータを使用し公示地価を地図上で確認してみます。

opendata tika 01 兵庫県の公示地価 min
兵庫県の令和3年1月1日時点の公示地価

令和3年1月1日時点の公示価格を地図上に表示しました。
赤系統の色が濃い地点ほど公示地価が高くなっています。

南西部を中心に地価が高い地点が集中しています。
北東部では地点が少ないですが、地価が低いことがわかります。

opendata tika 02 兵庫県の公示地価(バー) min
兵庫県の令和3年1月1日時点の公示価格と変動率

続いて、変動率がわかるように表示方法を工夫してみました。
公示地価の大小はバーの長さで表示しました。バーが長い地点ほど公示地価が高くなっています。

「地価公示データ」には、昭和58年以降の各年の公示地価が収録されています。
そこで、最新年度の公示地価が前年度からどれだけ変動しているかを計算し、バーの色で表示しました。
青系統の色が濃い地点ほど前年度からの減少率が大きく、赤系統の色が濃い地点ほど前年度からの増加率が大きいです。

南西部の地価が高い地点でも、増加率が小さかったり減少している地点が多いことがわかります。
令和3年時点の公示地価が1㎡あたり200万円を超えている地点が兵庫県全体で4地点ありますが、その全てで前年度から5%以上の減少となっています。

上昇率が最も高かったのは「芦屋市業平町5-21」で「+5.0%」です。
減少率が最も高かったのは「神戸市中央区中山手通1-4-11」で「-13.1%」です。

調査事項

標準地毎に公示地価や標準値の情報など多くの項目が記録されています。
主なものは以下の通りです。詳細は国土数値情報のデータページで確認できます。

  • 公示価格
  • 標準地の住居表示又は地番
  • 地積
  • 理容現況(標準地の現在の利用方法)
  • 建物構造(鉄筋コンクリート、鉄骨造など)
  • 前面道路状況
  • 前面道路の方位
  • 前面道路の幅員
  • 周辺の土地利用の状況
  • 標準地の最寄りの駅名
  • 最寄りの鉄道駅までの距離
  • 用途区分
  • 建ぺい率
  • 容積率
  • 昭和58年から最新年までの調査価格

出典

使用したデータ