日本でよく利用される空間座標系(座標参照系)のEPSG一覧表です。
空間座標系とEPSGの説明は、ページの最後にあります。

平面直角座標系のEPSGコードを検索できるWebマップもご利用ください。

日本測地系2011(JGD2011)

平面直角座標系

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系番号とEPSG 都道府県 市町村等
Ⅰ(1)系
epsg:6669
長崎県 全市町村
鹿児島県の一部 名瀬市、十島村、笠沙町(島しょ部)、里村、
上甑村、下甑村、鹿島村、大和村、宇検村、
瀬戸内町、住用村、龍郷町、笠利町、喜界町、
徳之島町、天城町、伊仙町、和泊町、知名町、
与論町、三島村
Ⅱ(2)系
epsg:6670
福岡県 佐賀県 熊本県
大分県 宮崎県
全市町村
鹿児島県の一部 西之表市、中種子町、南種子町、上屋久町、
屋久町、三島村、島しょ部を除く全ての市町村
Ⅲ(3)系
epsg:6671
山口県 島根県 広島県 全市町村
Ⅳ(4)系
epsg:6672
香川県 愛媛県 徳島県
高知県
全市町村
Ⅴ(5)系
epsg:6673
兵庫県 鳥取県 岡山県 全市町村
Ⅵ(6)系
epsg:6674
京都府 大阪府 福井県
滋賀県 三重県 奈良県
和歌山県
全市町村
Ⅶ(7)系
epsg:6675
石川県 富山県 岐阜県
愛知県
全市町村
Ⅷ(8)系
epsg:6676
新潟県 長野県 山梨県
静岡県
全市町村
Ⅸ(9)系
epsg:6677
東京都の一部 島しょ部を除く全ての市町村、23区,大島町、
利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、
八丈町、青ケ島村
福島県 栃木県 茨城県
埼玉県 千葉県 群馬県
神奈川県
全市町村
Ⅹ(10)系
epsg:6678
青森県 秋田県 山形県
岩手県 宮城県
全市町村
Ⅺ(11)系
epsg:6679
北海道の一部 小樽市、函館市、伊達市、北斗市、豊浦町、壮瞥町、
洞爺湖町、北海道後志総合振興局の所管区域、
北海道渡島総合振興局の所管地域、
北海道檜山振興局の所管区域
Ⅻ(12)系
epsg:6680
北海道の一部 北海道(11系及び13系に規定する区域を除く。 )
ⅩⅢ(13)系
epsg:6681
北海道の一部 北見市、帯広市、釧路市、網走市、根室市、
美幌町、津別町、斜里町、清里町、小清水町、
訓子府町、置戸町、佐呂間町、大空町、
北海道十勝総合振興局の所管区域、
北海道釧路総合振興局の所管区域、
北海道根室振興局の所管区域
ⅩⅣ(14)系
epsg:6682
東京都の一部 小笠原村(聟島列島、父島列島、母島列島、硫黄島)
ⅩⅤ(15)系
epsg:6683
沖縄県の一部 那覇市、石川市、具志川市、宜野湾市、浦添市、
名護市、糸満市、沖繩市、国頭村、大宜味村、
東村、今帰仁村、本部町、恩納村、宜野座村、
金武町、伊江村、与那城町、勝連町、読谷村、
嘉手納町、北谷町、北中城村、中城村、西原町、
豊見城村、東風平町、具志頭村、玉城村、知念村、
佐敷町、与那原町、大里村、南風原町、仲里村、
具志川村、渡嘉敷村、座間味村、粟国村、渡名喜村、
伊平屋村、伊是名村
ⅩⅥ(16)系
epsg:6684
沖縄県の一部 平良市、石垣市、城辺町、下地町、上野村、
伊良部町、多良間村、竹富町、与那国町
ⅩⅦ(17)系
epsg:6685
沖縄県の一部 南大東村、北大東村
ⅩⅧ(18)系
epsg:6686
東京都の一部 小笠原村(沖ノ鳥島)
ⅩⅨ(19)系
epsg:6687
東京都の一部 小笠原村 (南鳥島)

※平面直角座標系は「平成14年国土交通省告示第9号」で定義されており、市町村の名称は合併等のため現在は異なる名称となっている場合があります。

<表記例(Ⅶ系の場合)>
・JGD2011/7(X,Y)
・JGD2011平面直角座標系第Ⅶ
・日本測地系2011における平面直角座標系第Ⅶ系

UTM(ユニバーサル横メルカトル)座標系

ゾーンとEPSG 地域
51
epsg:6688
東経120-126
52
epsg:6689
東経126-132
53
epsg:6690
東経132-138
54
epsg:6691
東経138-144
55
epsg:6692
東経144-150

地理座標系(緯度経度)

EPSG:6668

<表記例>
・JGD2011/(B, L)
・JGD2011地理座標系
・日本測地系2011 における地理座標系
・日本測地系2011 における測地座標系

日本測地系2000(JGD2000)

平面直角座標系

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系番号とEPSG 都道府県 市町村等
Ⅰ(1)系
epsg:2443
長崎県 全市町村
鹿児島県の一部 名瀬市、十島村、笠沙町(島しょ部)、里村、
上甑村、下甑村、鹿島村、大和村、宇検村、
瀬戸内町、住用村、龍郷町、笠利町、喜界町、
徳之島町、天城町、伊仙町、和泊町、知名町、
与論町、三島村
Ⅱ(2)系
epsg:2444
福岡県 佐賀県 熊本県
大分県 宮崎県
全市町村
鹿児島県の一部 西之表市、中種子町、南種子町、上屋久町、
屋久町、三島村、島しょ部を除く全ての市町村
Ⅲ(3)系
epsg:2445
山口県 島根県 広島県 全市町村
Ⅳ(4)系
epsg:2446
香川県 愛媛県 徳島県
高知県
全市町村
Ⅴ(5)系
epsg:2447
兵庫県 鳥取県 岡山県 全市町村
Ⅵ(6)系
epsg:2448
京都府 大阪府 福井県
滋賀県 三重県 奈良県
和歌山県
全市町村
Ⅶ(7)系
epsg:2449
石川県 富山県 岐阜県
愛知県
全市町村
Ⅷ(8)系
epsg:2450
新潟県 長野県 山梨県
静岡県
全市町村
Ⅸ(9)系
epsg:2451
東京都の一部 島しょ部を除く全ての市町村、23区,大島町、
利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、
八丈町、青ケ島村
福島県 栃木県 茨城県
埼玉県 千葉県 群馬県
神奈川県
全市町村
Ⅹ(10)系
epsg:2452
青森県 秋田県 山形県
岩手県 宮城県
全市町村
Ⅺ(11)系
epsg:2453
北海道の一部 小樽市、函館市、伊達市、北斗市、豊浦町、壮瞥町、
洞爺湖町、北海道後志総合振興局の所管区域、
北海道渡島総合振興局の所管地域、
北海道檜山振興局の所管区域
Ⅻ(12)系
epsg:2454
北海道の一部 北海道(11系及び13系に規定する区域を除く。 )
ⅩⅢ(13)系
epsg:2455
北海道の一部 北見市、帯広市、釧路市、網走市、根室市、
美幌町、津別町、斜里町、清里町、小清水町、
訓子府町、置戸町、佐呂間町、大空町、
北海道十勝総合振興局の所管区域、
北海道釧路総合振興局の所管区域、
北海道根室振興局の所管区域
ⅩⅣ(14)系
epsg:2456
東京都の一部 小笠原村(聟島列島、父島列島、母島列島、硫黄島)
ⅩⅤ(15)系
epsg:2457
沖縄県の一部 那覇市、石川市、具志川市、宜野湾市、浦添市、
名護市、糸満市、沖繩市、国頭村、大宜味村、
東村、今帰仁村、本部町、恩納村、宜野座村、
金武町、伊江村、与那城町、勝連町、読谷村、
嘉手納町、北谷町、北中城村、中城村、西原町、
豊見城村、東風平町、具志頭村、玉城村、知念村、
佐敷町、与那原町、大里村、南風原町、仲里村、
具志川村、渡嘉敷村、座間味村、粟国村、渡名喜村、
伊平屋村、伊是名村
ⅩⅥ(16)系
epsg:2458
沖縄県の一部 平良市、石垣市、城辺町、下地町、上野村、
伊良部町、多良間村、竹富町、与那国町
ⅩⅦ(17)系
epsg:2459
沖縄県の一部 南大東村、北大東村
ⅩⅧ(18)系
epsg:2460
東京都の一部 小笠原村(沖ノ鳥島)
ⅩⅨ(19)系
epsg:2461
東京都の一部 小笠原村 (南鳥島)

※平面直角座標系は「平成14年国土交通省告示第9号」で定義されており、市町村の名称は合併等のため現在は異なる名称となっている場合があります。

<表記例(Ⅶ系の場合)>
・JGD2000/7(X,Y)
・JGD2000平面直角座標系第Ⅶ
・日本測地系2000における平面直角座標系第Ⅶ系

UTM(ユニバーサル横メルカトル)座標系

ゾーンとEPSG 地域
51
epsg:3097
東経120-126
52
epsg:3098
東経126-132
53
epsg:3099
東経132-138
54
epsg:3100
東経138-144
55
epsg:3101
東経144-150

地理座標系(緯度経度)

EPSG:4612

<表記例>
・JGD2000/(B, L)
・JGD2000地理座標系
・日本測地系2000における地理座標系
・日本測地系2000における測地座標系

WGS84

地理座標系(緯度経度)

EPSG:4326
※GPSで使用されている座標系

Webメルカトル(Pseudo-Mercator)

EPSG:3857

GoogleがGoogleマップで採用した座標系です。
現在ではGoogleマップ以外の他のWebアプリケーションで広く採用されています。
QGISのXYZ Tilesで最初から利用できるOpenStreetMapもこの座標系が採用されています。

補足:空間座標系とEPSGコード

空間座標系

空間座標系は座標系と測地系の組み合わせで定義されます。

座標系

座標系は、地理座標系と投影座標系の2種類に分かれます。
日本でよく利用される投影座標系は、「平面直角座標系」と「UTM座標系」の二つがあります。

地理座標系は位置を緯度経度で表します。

投影座標系は位置を一定エリアごとに設定した原点からの距離(メートルなど)で表します。

測地系

座標系と別に、測地系という定義があります。
現在日本でよく利用される測地系は、「日本測地系2000(JGD2000)」と「日本測地系2011(JGD2011)」の二つです。

座標の基準となる測地系は地球の形状を定義したものです。

EPSGコード

EPSGコードとは世界中の空間座標系に割り振られた固有の番号です。
座標系や測地系を個別に設定することなくコードを入力するだけでGISで空間座標系を設定できます。
European Petroleum Survey Groupという団体(現在はInternational Association of Oil & Gas Producers)が策定し、規格化を進めています。

GISで既存のデータを利用するだけであれば、空間座標系についての詳細な仕組みなどについては全て理解しておく必要はありません。
しかし、扱うデータに適した空間座標系(座標系と測地系)をしっかりと確認して、GISソフトウェアに適切に指定することは必要です。

指定が間違っていると、GISソフトウェアにデータを取り込んでも位置がずれて表示されてしまいます。
扱うデータに適した空間座標系はデータの入手場所に記載されています。

参考:EPSG Geodetic Parameter Registry