総務省が5年に1回実施している「住宅・土地統計調査」という、主に住宅や土地、およびそこに居住している世帯の状況についての調査があります。
調査単位は、都道府県や市区町村です。ただし、人口1万5千人以下の町村は調査対象となっておりません。

住宅の保有状況やそこに生活している世帯の実態などが調査項目となっており、具体的な例をいくつかあげると、持ち家や借家などの住宅の所有の関係や、建築の時期、建物の構造(木造、鉄筋コンクリートなど)、居住する世帯人数や家族構成、1人当たりの延べ面積などがあり、非常に多彩です。

参考: 平成30年住宅・土地統計調査 調査の概要(総務省)

これらの調査項目で得られた結果を整理して、個別のデータとして公開されています。

今回紹介するデータは、市区町村ごとに、持ち家と借家別の住宅数とそこに居住する世帯の情報(世帯数と世帯人員)が整理されています。
世帯の情報は、一人世帯や同居世帯など、細かい分類ごとの数が確認できます。

今回は、兵庫県のデータを使用して、市区町ごとの持ち家の割合と借家の割合を地図上で確認しみます。

平成30年住宅・土地統計調査の「住宅及び世帯に関する基本集計」という分類に含まれる「住宅の所有の関係(2区分)別住宅数並びに世帯の種類(4区分)別世帯数及び世帯人員-全国,都道府県,市区町村」というデータの紹介になります。

マッピング例

兵庫県の市区町ごとの持ち家の割合)

まずは、兵庫県内の市区町ごとに持ち家の割合を地図上に表示してみます。
市区町ごとに、持ち家の住宅数を総住宅数で割って持ち家の割合を計算し、割合に応じて色をつけました。

赤色の濃い地域が、持ち家の割合が高い地域です。
山地が広がる北部から北西部に持ち家の割合が高い地域が集まっていることが確認できます。

兵庫県の市区町ごとの借家の割合

同じく兵庫県内の市区町ごとに、借家の住宅数が総住宅数に占める割合を示しました。
赤色の濃い地域が、借家の割合が高い地域です。

持ち家率と異なり、南東部の神戸市とその周辺で、借家の割合が高い地域が集まっていることが確認できます。

調査事項

市区町村毎に以下の分類ごとの住宅数、世帯数、世帯人員が調査されています。

  • 総数
  • 持ち家
  • 借家

世帯の情報は、さらに下の6分類に分かれて集計されています。

  • 主世帯
  • 1人世帯
  • 2人以上の世帯
  • 同居世帯
  • 普通世帯
  • 準世帯

出典

データ名:「住宅の所有の関係(2区分)別住宅数並びに世帯の種類(4区分)別世帯数及び世帯人員-全国,都道府県,市区町村」
調査名:住宅・土地統計調査
作成元:総務省
更新頻度:5年に一度
主な入手先:e-stat「統計で見る日本 住宅・土地統計調査」