総務省の「家計調査」の結果を地図上に表示して地域による食の好みの違いを地図上で確認してみます。
家計調査結果をGISで地図に表示すると都道府県ごとの食品の支出が一目でわかります。
そこで、特定の都道府県の支出が他の都道府県と比べて特に多い食品を中心に地図を作成しました。
家計調査の概要について知りたい方は家計調査 家計収支編 (総務省):オープンデータ紹介で紹介していますのでご参照ください。
「家計調査」結果の扱い方
今回使用する「家計調査」では、家庭の支出金額が用途や品目別に調査されています。
何にどれくらい支出を行ったかがわかる調査になっており、調査結果はメディアでもよく使用されます。
例えば「日本で最も即席めんを食べる都市は●●市だ!」のような記事の出典として使用されているのがこの家計調査です。
この結果を使用して特定の都道府県が他を引き離して多くの支出をしている食品を見つけてみました。
それぞれその理由となりそうなことがらも調べてみましたが、その土地で生産量が多いもの、名産品として有名なもの、歴史的な理由があり好まれているもの、理由が不明なものなどさまざまです。
家計調査結果の扱い方について
家計調査は全市町村で調査が行われているのではなく、都道府県庁所在地と政令指定都市、それ以外に統計的に抽出された市町村の合計168市町村が調査対象となっています。
都道府県単位で集計されていないため、今回作成した地図では都道府県庁所在地のデータをその都道府県のサンプルデータとして扱います。
都道府県の境界データと県庁所在地の調査結果を結び付けGIS上で表示することで都道府県や地域ごとの傾向を視覚的に確認することを目的としています。
使用した調査結果について
2020年版の「1世帯当たり年間の品目別支出金額(総世帯)」を使用しています。
家計調査には、集計分類として「二人以上世帯」、「総世帯」、「単身世帯」の3つがありますが今回使用したのは「総世帯」のデータです。
また、家計調査は家計についての調査なので旅行客が購入したものや通販で購入されたものは含まれません。
今回使用したデータ項目には、店舗での飲食は含まれず小売店で購入したもののみが対象です。
魚介類の好み
カツオ -高知県-
明るい色の都道府県ほどその食べ物の支出額が多いです。
高知県で最も支出額が多くなっています。
「カツオのタタキ」は全国的に有名で高知県の代表的料理となっています。
高知県では「日戻りカツオ」という食べ方でカツオを味わうことができます。「日戻りカツオ」はその日に釣った新鮮なカツオのことで、岸近くまで流れ込む黒潮の影響で連れてこられるカツオを釣り上げたカツオです。
釣り上げた後、すぐに漁協に持ち帰り出荷されるため新鮮なうちに食べることができます。
2020年の調査結果では、高知県の県庁所在地高知市の「カツオ」の年間支出金額は1世帯当たり6,043円でした。なお、2位は福島県の県庁所在地である福島市で2,306円です。
牡蠣-広島県-
広島県で最も支出額が多くなっています。
広島県は牡蠣の生産量が日本一で、なんと日本全体の6割以上の牡蠣を広島県で生産しています。
地形や海水の穏やかさ、適度な水温変化、植物プランクトンの豊富さなどの環境条件が牡蠣の生息に適していることが大きな理由だそうです。
このような牡蠣の生息に適した環境を持つ広島県の海は、牡蠣の養殖に適しており大粒で旨味が豊富な美味しい牡蠣の生産が可能になっています。
2020年の調査結果では、広島県の県庁所在地広島市の「牡蠣」の年間支出金額は1世帯当たり2,236円です。なお、2番目に支出が多かったのは青森県の県庁所在地青森市で1,016円です。
たらこ-福岡県-
福岡県で最も支出額が多くなっています。
福岡県といえば「辛子明太子」が全国的にとても有名で椋岡県の名物となっています。
現在の辛子明太子のスタイルである漬け込み型辛子明太子は福岡県が発祥です。
辛子明太子メーカーの「ふくや」の創業者が独自に改良を重ね続けた結果、多くの辛子明太子メーカーが設立され、福岡の名産品として普及していきました。
福岡県では現在でも多くの辛子明太子メーカーや販売店が営業しており、気軽に様々な辛子明太子を購入できる環境となっています。
2020年の調査結果では、福岡県の県庁所在地福岡市の「たらこ」の年間支出金額は1世帯当たり3,364円です。なお、2番目に支出が多かったのは秋田県の県庁所在地秋田市で3,141円です。
加工食品の好み
揚げかまぼこ-鹿児島県-
鹿児島県で最も支出額が多くなっています。
魚のすり身を油で揚げた「さつま揚げ」が全国的に有名です。
現在では日本全国のスーパーなどでも置かれているため食べたことがある方も多いと思いますが、本場鹿児島県ではより一般的に食べられています。
さつま揚げの販売店が多くあり様々なさつま揚げを購入できる環境ですし、うどんにはさつま揚げが入ることが多くお酒のつまみとして食べる方も多いそうです。
2020年の調査結果では、鹿児島県の県庁所在地鹿児島市の「揚げかまぼこ」の年間支出金額は1世帯当たり7,362円です。なお、2番目に支出が多かったのは香川県の県庁所在地高松市で3,769円です。
かまぼこ-宮城県-
こちらは揚げてない普通のかまぼこの支出額です。
揚げかまぼこは鹿児島県が他の都道府県を圧倒していましたが、普通のかまぼこでは支出額が最も多いのは宮城県です。
宮城県の県庁所在地である仙台市や松島市などでは「笹かまぼこ」が名産品として有名です。
宮城県内では笹かまぼこを生産する加工会社や販売店が多く営業しています。
なお、笹かまぼこは当初はその形を形用して「手のひらかまぼこ」や「木の葉かまぼこ」などと呼ばれていたそうですが、その後仙台藩主伊達家の家紋にちなみ「笹かまぼこ」と呼ばれるようになったとのことです。
2020年の調査結果では、宮城県の県庁所在地仙台市の「かまぼこ」の年間支出金額は1世帯当たり5,972円です。なお、2番目に支出が多かったのは長崎県の県庁所在地長崎市で5,894円です。
水産業が盛んな長崎県長崎市もかまぼこがよく食べられているようで仙台市に肉薄しています。
かつお節・削り節-沖縄県-
ぱっと見では、日本全域が黒っぽく支出額が多い都道府県が無いように見えますが、右下に表示している沖縄県が最も支出額が多い都道府県です。
最初に紹介したかつおでは高知県が他の都道府県を圧倒していましたが、かつお節になると沖縄県が他を圧倒しています。
沖縄県でかつお節が多く使用される理由の一つと考えられる歴史があります。
第二次世界大戦中、南洋諸島での水産業を推進する国の方針の一環として沖縄においてもかつお節の製造が盛んに行われました。
現在でも稼働しているかつお節工場はあまり多くないですが、地元でかつお節が豊富に製造される環境が沖縄の料理にたくさん使用される背景になったと言われています。
沖縄でよく食べられている沖縄そばのスープは豚とかつお節の出汁を使用していることが多く、カツオの風味が香るさっぱりとした味が特徴的です。
また、沖縄とかつお節の代名詞的な料理にかちゅー湯があります。かつお節にお湯を注ぎ、お好みの調味料を足すだけの料理です。食欲がないときにも食べられるため風邪をひいた時や二日酔いの時に飲まれることもあるそうです。
2020年の調査結果では沖縄県の県庁所在地那覇市の「かつお節・削り節」の年間支出金額は1世帯当たり1,939円です。なお、2番目に支出が多かったのは高知県の県庁所在地高知市で1,054円です。
野菜・果物の好み
梨-鳥取県-
鳥取県で最も支出額が多くなっています。お隣の島根県も多いようです。
鳥取県と梨と言えば「二十世紀梨」が有名です。
日本国内では関西地方を中心に出荷されているようなので、地域によっては入手しづらい梨となっています。
酸味と甘さのバランスが二十世紀梨の味の特徴で、味を知っており気軽に購入できる鳥取県民は他の都道府県よりも購入頻度が上がってしまうのでしょうか。
ただし、鳥取県は梨の生産量ではトップではありません。
梨の生産量が最も多いのは千葉県です。千葉県の有名なキャラクターである「ふなっしー」も梨をモチーフとしており「梨の妖精」という設定です。
梨の生産量が多いのは千葉県の他には茨城県や栃木県といった北関東が多く、鳥取県は第5位となっています。
なお、鳥取県で盛んに生産されている二十世紀梨の元の産地は千葉県の松戸市なんだそうです。
松戸市で発見され二十世紀梨と命名された梨の苗木を鳥取市の方が購入し地元栽培し始めました。そこから栽培面積が徐々に拡大し、現在では鳥取県を代表する果物となっています。
2020年の調査結果では鳥取県の県庁所在地鳥取市の「梨」の年間支出金額は1世帯当たり5,493円です。なお、2番目に支出が多かったのは島根県の県庁所在地松江市で4,744円です。
柿-岐阜県-
岐阜県で最も支出額が多くなっています。
岐阜県は日本有数の柿の産地です。
西日本各地で栽培され甘柿の王様とも呼ばれる「富有柿」の発祥地で、現在では他にもいくつかのブランド柿を生産しています。
しかし、生産量が最も多いのは和歌山県で岐阜県は第4位となっています。
地元での生産量はトップでは無いですが甘くておいしいブランド柿が多いため、他の都道府県民よりも柿を好んで食べているのでしょうか。
2020年の調査結果では岐阜県の県庁所在地岐阜市の「柿」の年間支出金額は1世帯当たり1,787円です。なお、2番目に支出が多かったのは大分県の県庁所在地大分市で1,450円です。
桃-福島県-
福島県で最も支出額が多くなっています。
生産量も多くトップではありませんが第2位となっています。
福島県を代表する桃のブランドである「あかつき」のほかいくつかの有名な品種の桃が栽培されています。
福島県における桃の支出額は他の都道府県と比べて圧倒的に多く、支出額第2位の岡山と比べて2.5倍弱の支出額となっています。
福島県民は他の都道府県民と比べてかなりの桃好きである様子がうかがえます。
なお、生産量トップは山梨県ですが支出額では第4位となっており福島県とは3倍強の差となっています。
2020年の調査結果では福島県の県庁所在地福島市の「桃」の年間支出金額は1世帯当たり6,548円です。なお、2番目に支出が多かったのは岡山県の県庁所在地岡山市で2,690円です。
菓子類の好み
まんじゅう-福島県-
桃に引き続き、まんじゅうでも最も支出額が多いのは福島県です。
支出額第2位の鹿児島と比べても約1.5倍の支出額とかなりの差をつけてのトップです。
ただし、前年までの結果を見てみると支出額は多い方ですが2位以下とここまでの差はついていませんでした。
2017年と2018年は4位、2019年は2位となっており近年急上昇しています。
福島県の名物に日本三大まんじゅうの「柏屋薄皮饅頭」というのがあります。福島県民がこのまんじゅうをよく購入して食べているため、支出額が多くなっているのではないかと考えました。
しかし柏屋薄皮饅頭はここ数年で出現したまんじゅうではなく100年以上の歴史を持つものであるため、近年の上昇の理由にはならなそうです。
なぜ、2020年の福島県のまんじゅうの支出額はこんない多いのでしょうか?
2020年の調査結果では福島県の県庁所在地福島市の「まんじゅう」の年間支出金額は1世帯当たり2,202円です。なお、2番目に支出が多かったのは鹿児島県の県庁所在地鹿児島市で1,432円です。
ケーキ-青森県-
青森県で最も支出が多くなっています。
理由は不明です。前年までの調査結果を確認すると、2017年は5位、2018年は7位、2019年は21位となっておりかなりばらつきがあります。
特に昨年の調査は21位と多いとは言えないランクに位置しています。
今回確認しているデータは「総世帯」のデータですが、家計調査の結果は「二人以上世帯」のみのデータも公開されています。
そちらデータで過去3年間の平均額のランクを確認すると、県庁所在地の47都市のうち29位に位置していました。
「二人以上世帯」ではあまり高い順位とは言えません。
単身者では他の都道府県よりも多くケーキを食べる傾向があるのでしょうか?
2020年の調査結果では青森県の県庁所在地青森市の「まんじゅう」の年間支出金額は1世帯当たり9,756円です。なお、2番目に支出が多かったのは群馬県の県庁所在地前橋市で8,187円です。
ビスケット-茨城県-
茨城県で最も支出が多くなっています。
支出額第2位の新潟と比べても約1.5倍の支出額とかなりの差をつけてのトップです。
ビスケットと茨城県との間には歴史的なゆかりがあります。
ビスケットの日として定められている「2月282日」は、長崎県に滞在していた水戸藩出身の医者が故郷に対してビスケットのレシピを記載した手紙を送った日だそうです。
江戸時代、ビスケットは長崎県の主に外国人の間で食べられていました。
水戸藩はそのビスケットという食べ物が保存がきく点に注目し、長崎にいた水戸藩出身の医者に対して製法を報告するように要請したそうです。
2020年の調査結果では茨城県の県庁所在地水戸市の「ビスケット」の年間支出金額は1世帯当たり7,514円です。なお、2番目に支出が多かったのは新潟県の県庁所在地新潟市で4,854円です。
料理の好み
カツレツ-福井県-
福井県で最も支出額が多くなっています。
福井県の名物として「ソースカツ丼」が知られています。
「福井県人にとってソースカツ丼はソウルフード」というコメントもネット上で確認できます。
高い頻度で食ベているであろうソウルフードにカツが入っていることは、カツレツの支出額が多い原因の一つの可能性あります。
なお、カツレツとはこの調査内では肉類にパン粉を付けたもの全般を指しています。
例として挙げられているのは、トンカツ、ビーフカツ、チキンカツ、一口カツ、ささみフライです。ただし、ハムカツやメンチカツは他のカテゴリーとなっています。
参考:家計調査 収支項目分類 総務省総務局からダウンロードできる「 収支項目分類及びその内容例示(令和2年(2020年)1月改定) 」
2020年の調査結果では福井県の県庁所在地福井市の「カツレツ」の年間支出金額は1世帯当たり2,875円です。なお、2番目に支出が多かったのは富山県の県庁所在地富山市で2,558円です。
しゅうまい-神奈川県-
神奈川県で最も支出額が多くなっています。
支出額第2位の東京と比べても1.5倍弱の支出額とかなりの差をつけてのトップです。
神奈川県でしゅうまいと言えば「崎陽軒のシウマイ」が非常に有名です。横浜市にある中華街の影響もあるのかもしれません。
中華料理が身近な環境がしゅうまいの購入を増やしていることも考えられます。なお、横浜の中華街は日本最大かつ東アジア最大だそうです。
2020年の調査結果では神奈川県の県庁所在地横浜市の「しゅうまい」の年間支出金額は1世帯当たり1,728円です。なお、2番目に支出が多かったのは東京都区部で1,212円です。
ぎょうざ-栃木県-
栃木県で最も支出が多くなっています。
栃木県の宇都宮市は餃子のまちとして有名です。市中心部では宇都宮駅構内や駅周辺に多数の餃子店が営業しています。
メニューがほとんど餃子のみのお店も多く、実際に行ってみると餃子のまちを実感します。
一般家庭でも餃子を購入してよく食べているのではないかと思います。
なお、今回は都道府県庁所在地の支出額を比較していますが、県庁所在地以外の政令指定都市も比較に含めると僅差で静岡県の浜松市がトップになります。
静岡県の県庁所在地である静岡市はあまり多くなく、宇都宮市や浜松市の半分程度です。静岡県全域で餃子熱が高いのではなく、浜松市特有の傾向のようです。
2020年の調査結果では栃木県の県庁所在地宇都宮市の「ぎょうざ」の年間支出金額は1世帯当たり3,308円です。なお、2番目に支出が多かったのは宮崎県の県庁所在地宮崎市で2,798円です。
飲料の好み
スポーツドリンク-徳島県-
徳島県で最も支出が多くなっています。
徳島県周辺の中国・四国地方や近畿地方の他の府県と比較すると、次に多い岡山と比べて約1.5倍の支出額とかなり差をつけています。
スポーツドリンクの代名詞的存在である「ポカリスエット」の製造販売を行う大塚製薬株式会社の元となる企業の創業の地が徳島県です。
現在も徳島に本部の一部がおかれていたり、関係企業が立地していたりするなど非常に深い関係を持っています。
スポーツドリンクの支出額に地域差があるイメージはありませんでしたが、もしかしてこのような経緯が関係しているのかもしれません。
2020年の調査結果では徳島県の県庁所在地徳島市の「スポーツドリンク」の年間支出金額は1世帯当たり1,986円です。なお、2番目に支出が多かったのは栃木県の県庁所在地宇都宮市で1,893円です。
緑茶-静岡県-
静岡県で最も支出額が多くなっています。僅差で長崎県が続きます。
生産量も静岡県が第1位(令和2年)です。
静岡県は長年茶の生産量がトップを維持してきましたが、近年は僅差で第2位の鹿児島県が続いており順位が逆転することもあります。
しかし、支出額には差があり静岡は鹿児島の約1.3倍です。
支出額第2位の長崎県ですが、生産量はランキングに出るほどの量はありません。
しかし、長崎県では県内の販売店等に対し「長崎県産茶取り扱い店舗」認定制度を設けるなど県産茶の銘柄確立と消費拡大に力を入れています。
ブランド化された長崎県産のお茶が農林水産大臣賞を受賞するという実績があるなど「緑茶熱」が高い県なのかもしれません。
2020年の調査結果では静岡県の県庁所在地静岡市の「緑茶」の年間支出金額は1世帯当たり6,113円です。なお、2番目に支出が多かったのは長崎県の県庁所在地長崎市で6,026円です。
紅茶-埼玉県-
埼玉県で最も支出が多くなっています。
埼玉県と紅茶を結びつける情報を見つけることはできませんでした。
紅茶の支出額が多い理由は不明ですが、2018年と2019年の結果でも第1位となっており、紅茶を好む県民性なのでしょうか?
なお、2017年は16位となっており平均よりやや上の位置に付けています。
2020年の調査結果では埼玉県の県庁所在地さいたま市の「紅茶」の年間支出金額は1世帯当たり1,602円です。なお、2番目に支出が多かったのは奈良県の県庁所在地奈良市で1,285円です。
西日本と東日本の違い
特定の都道府県だけではなく、西日本と東日本で食の傾向が変化する食品もあります。
ここでは2つの食品の支出額を合計しそのうちの片方の食品の割合を計算しました。
2つの食品を比較してどちらをより好んでいるかの傾向がわかります。
手順 ・都道府県ごとに2つの食品の支出額を合計 ・合計値に対する片方の食品の割合を計算 ・その割合に応じて地図上の都道府県に着色
牛肉と豚肉-西は牛肉、東は豚肉-
これは西と東の傾向の違いとして結構有名な話だと思います。
牛肉は西日本の方が支出が多く、豚肉は東日本の方が支出が多いです。
サバとサンマ-西はサバ、東はサンマ-
魚でも傾向の違いをみつけることができます。
サンマは東日本、サバは西日本で好まれているようです
肉食と魚食-西は肉、東は魚-
肉と魚の好みもわかれています。
西日本は肉類を好み、東日本は魚を好む傾向があるようです。